NFTって聞いたことがありますか?
最近、ものすごい勢いで市場が拡大していて、
アートが数十億円で売買されてたり、
ゲームや音楽の世界でも広がりはじめてた新しい技術です。
なんとなく聞いたことはあるけど、よくわからない
なんで、そんなに注目されているの?
株式市場でもNFTはビッグテーマで注目されています。
「NFTは黎明期」で新しい時代・文化の始まりです。
いったいどんなもので、
なんで注目されているのか。
それ自体も、投資対象となっている「NFT」を徹底解剖しました。
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まずは口座開設から。
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NFTの基本|唯一無二の証明
【NFT】えぬえふてぃ Nonfungible Tokens
ブロックチェーン上で発行されるトークンで、
日本語では非代替性トークンといいます。
一言で説明するなら
「デジタルデータをこの世にたった1つしかないと証明する技術」です。
非代替:この世にたった1つしかないもの
⇒モナリザの絵画、直筆サインのシャツなど
代替:替わりがあるもの
⇒お金、市販品など
>>NFTの用語事典
NFT|注目される理由
新しい技術、文化となる「NFT」
注目される大きな理由は4つ。
NFT|デジタルデータを「ただひとつ」と証明できる革命
NFTの最大の特徴は、
「デジタルデータをこの世にたった1つしかないと証明できる」ことです。
ブロックチェーン技術によって、
デジタル資産の本物が証明され、
資産価値を維持することが可能になりました。
いまいちピンとこないなぁ
NFT|転売で作者に利益が!?
NFTはイーサリアムなどのブロックチェーンを元に作られるので、
スマートコントラクトという仕組みを利用できます。
プログラムの条件を
「二次流通で作者に報酬が入る」とすれば
作品が転売されるたびに、
作者が利益を得ることができます。
うむむ…難しい(汗)
NFT|高額での売買&転売
NFTは2021年頃から爆発的に取引が増え、取引金額も増加しました。
そのホンの一部を紹介します。
取引額 | 商品 | 作者 |
---|---|---|
400万円 | 絵本「みにくいマルコ」 NFT画像 3点 | キングコング 西野亮廣氏 |
4000万円 | 夏休み自由研究 ピクセルアート | 日本 小学3年生 |
5300万円 | 鉄腕アトム デジタルアート | 手塚プロダクション |
3億1000万円 | Twitterの 初ツイート | Twitter創業者 ジャック・ドーシー氏 |
4億7000万円 | ブロックチェーンGame内の キャラクター・アイテム | 「ポルカファンタジー」 |
17億8000万円 | 「無限の網」 & 関連資料 | 草間彌生氏 |
75億円 | デジタルアート 「Everydays – The First 5000 Days 」 | Beeple氏 |
NFTマーケットプレイスでも、
急速に売買が増加しています。
NFTマーケットプレイスで
特に高額転売されているNFTを紹介してみます。
日本円の金額は売買当時のレート換算です。
クリプトパンク CryptoPunks
初のNFTアート24×24ピクセルのドット絵
10,000種類があり
1つが約8000ETH(27億円)で取引されたこともあります。
ザ・サンドボックス The Sandbox
ブロックチェーン技術を用いたNFTゲーム。
メタバース(仮想空間)上にLANDという土地を買い
キャラクターやアイテムを作り育てるゲームです。
ゲーム内の土地やアイテム、キャラクターがNFT化されており売買可能です。
LANDの価格3ETH~5ETH(約35~70万円)
クリプト忍者パートナー CryptoNinja Partners
略してCNP。
純国産のNFTです。
0.3ETH(約45000円)
NFT|市場規模&成長
急速に拡大しているNFT。
市場規模と成長率を確認します。
NFTはまだ定義も確立されていないこともあり、
各社の数字にバラつきがあります。
僕なりにまとめてみると以下の通りです。
CAGR(年平均成長率)は30.54%
これは成長率としてすごい数字です。
例えば
1年目 100
2年目 130
3年目 169
4年目 219
とわずか3年で規模が2倍以上に成長します。
NFT|売買とイーサリアム
NFTマーケットでの
決済通貨は日本円や米ドルではなく
仮想通貨が中心です。
中でもイーサは76%のシェアの仮想通貨で、
NFTマーケットでは必須の仮想通貨です。
スマートコントラクトを初めて実装した
仮想通貨だから、一番普及しています。
しかし、2022年以降は日本企業も続々とNFTマーケットプレイスに参入し、
日本円で完結するものや、ガス代なども不要なものもあるようです。
しかし、まだまだ規模が小さく参加者も少ないため
・欲しいNFTが見付からない
・価格の変動が大きい
といったデメリットがあります。
NFT|課題&注意事項
詐欺・偽サイトに注意
NFTはブロックチェーン技術が採用されているので、
不正や改ざんは困難です。
しかし、そのNFT自体が著作権違反をしている危険性もあります。
NFTの品質は保証されず、
売買のキャンセル・返品・交換などもできません。
価値の選択眼が必要
出品者と購入者の同意で価格が決定されるため、
第三者からの評価が同等のものであるとは限りません。
作者や出品者が信頼できる人物か、
適正価格なのか、
そもそもそのマーケットプレイス自体(運営者)が怪しくないか、
よく調べ、勉強した上で購入するべきです。
法的整備がされていない
NFTはデジタルデータです。
日本では「実体のないものに所有権はない」という法律があります。
デジタルデータの所有権という概念がありません。
つまり、以前までの民法や裁判の前例なども参考になりません。
トラブルも自己責任
NFTを含む「Web3.0」などは数年のあいだに登場し市場が拡大しました。
まだ、取引に関するルールが整備されていません。
NFTの機能や用途によっては新しい法整備がされたり、
規制がかかることも想定されます。
最新の情報を把握しておくことも大切です。
NFT|株式市場
新しい時代の新技術は
株式市場でも大きく話題となっています。
各証券会社や投資情報でも有望テーマとして
取り扱われています。
【Web3.0】という大きなくくりで
メタバース、DeFi、GameFi などと共に
期待が大きくなっています。
IT企業を筆頭に
ゲーム制作会社
出版社
などが続々と参入を決めています。
ここではNFTに参入した企業を紹介します。
【NFTマーケットプレイス】
GMO
楽天
LINE
Shinwa Wise Holdings
カイカ
エムアップHD
マーチャント・バンカーズ
【NFTウォレット・取引所】
マネックスG
メルカリ
SBI
【ゲーム】
CyberAgent
DeNA
gumi
オルトプラス
ガーラ
GFA
【ファッション】
ANAP
NFT|まとめ
NFTとは
「デジタルデータをこの世にたった1つしかないと証明する技術」で、
注目される理由は以下の通りです。
そして、世の中のあらゆることを
織り込み推移する株式市場。
当然のことながら、
株式市場でも「NFT」は大きな注目を集めています。
まだ黎明期である「NFT」を、
自分自身で体験し、
その経験が株式市場でも優位性が発揮できるハズです。
今からでも十分、先行者となります。
最初のスタートは「取引所での口座開設」です。