- 個別株を取引してみたい
- 大きなリターンを狙いたい
- 優位性のある投資ってどういうこと?
個別株なら、投資信託やETFでは難しい
大きなキャピタルゲインを期待することができます。
そして当然ですが投資を始める人は
例外なく、お金を儲けたいと思っているはずです。
しかし、個人投資家の9割は儲けられず、
退場(止めて)します。
参入のハードルは低く、利益のハードルは異常に高い。
そのハードルを越え、儲ける側の1割の人になるためには、
何が必要なのでしょうか。
キャピタルゲイン=売却益
(例:1,000円で買った株を2,000円で売った⇒1000円の売却益)
インカムゲイン=配当金
(例:1,000円で買った株から50円の配当金を受け取った⇒配当利回り5%)
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難しい個別株長期投資【ファンダメンタルズ分析の目的はたった1つ】
それは【未来の業績】を予測することです。
何故なら、業績と株価は連動するからです。
業績の上がる企業に投資をすれば、株価も上昇します。
【やること】圧倒的なファンダメンタルズ分析
【何のため】未来の業績を予測
【どうする】予測した業績がコンセンサスを上回る企業に投資する
【どうなる】長期的にみると、株価は業績と連動する
つまり、圧倒的なファンダメンタルズ分析は
【優位性のある投資】でリスクを最小化できます。
※投資である以上、リスクを0にすることはできません。
コンセンサス
市場参加者の平均的な予測値のこと。
優位性
長所・特色・特徴。
投資の場合、他の投資家と比べて優れていること。
他の投資家が気付く前に、自分だけ(あるいは極少数の投資家だけ)が気付いていること。
テクニカル分析
過去の価格・出来高を元にチャートや指標でトレンド・パターンの分析をすること。
ファンダメンタルズ分析
財務諸表・株価指標などミクロと相場・経済全体のマクロの分析をすること。
投資のリスク
不確実性のこと。「儲かるかもしれないけど、損するかもしれない」ということ。
優位性のある投資とは、
例えば
などが考えられます。
しかし、簡単ではありません。
楽して儲けたいと思う人にはおすすめできません。
時間と労力を費やし、自分自身で深く考えることが重要です。
では、圧倒的な情報とはどんなことかを、説明していきます。
圧倒的なファンダメンタルズ分析【難易度の高いハードルを越えるには】
ファンダメンタルズ分析には
定量的情報(数字で表せるもの)と
定性的情報(数字で表せないもの)があり
より価値の高い情報は定性的情報です。
【情報はどこから入手?】100%信頼できるのは一次情報
現代は投資に関する情報が溢れていて
価値のある情報、価値のない情報が混在しています。
玉石混交の情報を選別する必要があります。
情報収集の最優先は企業のコーポレートサイト、
有価証券報告書など、適時開示情報で必須です。
公式の一次情報は全ページ確認します。
その他、四季報やアナリストレポート。
業績、財務などはネットを活用します。
Yahoo!ファイナンス
株探
などもおすすめです。
掲示板など不特定多数の場の情報は鵜呑みにせず、
確実にその真偽を確認します。
定性分析ではさらに
書籍、新聞、雑誌、ラジオ、You Tube、業界専門誌、インタビュー記事
あらゆる媒体から目的意識を持って情報を探します。
とことん調べる。調べて調べて調べまくります。
情報の分析~みらいへの投資をしているか~
集めた情報を元に山ほど分析することがあります。
分析を元に仮説を立てたり、検証をして【未来の業績】の予測をします。
- 独自のビジネスモデル
- 秀逸な収益構造を分解
- 高い参入障壁を点検
- 優秀な経営陣の人柄
- 充分な市場での位置、占有率、成長性
- 競合他社との比較、強み
- 設備投資・研究開発・M&Aなどは将来、価値を生み出せるか
この膨大な作業には向き不向きがあると思いますが、
優位性を身に付けるには、
他の投資家がやっていない
圧倒的なレベルまでやり込むことです。
サラリーマン投資家のポイント
サラリーマン投資家が目指す投資のスタイル・ポイントを紹介します。
【銘柄選定】
⇒四季報・ネット・TwitterなんでもOK
【投資期間】
⇒長期(1年〜数年)
【投資対象市場】
⇒時価総額200億円以下の小型
【買いタイミング】
⇒確信度に合わせて少しづつ買い増す
【売りタイミング】
⇒目標到達
⇒ストーリー崩壊
⇒不正会計
では順番にみていきます。
【銘柄選定】
- 四季報
- 雑誌
- 株式情報サイト
などなんでもいいです。
まずは沢山の銘柄を知り、
少しずつ絞り込んでいくといいと思います。
証券会社などのスクリーニング機能を使ってみるのも有用です。
スクリーニング
業績・財務・業種・時価総額・テクニカル指標など、
様々な項目を設定するだけで簡単に銘柄の抽出ができる。
ただし、項目の意味や数字の範囲の設定は少々慣れが必要。
【投資期間】
サラリーマン投資家が個別株をやるなら、
時間軸は(買ってから売るまでの期間)長期が基本です。
デイトレードも魅力的ですが、
チャート、テクニカル指標を用いたテクニカル分析で
取引時間中はPCに付きっきりとなり、サラリーマン投資家には向いていません。
専業投資家、AIを用いるアルゴリズムなどに到底勝てるスキがありません。
スイングトレードも基本的にはテクニカル要素が強く、
テーマ性・モメンタム(勢い)に乗れば短期的に大きな利益も可能です。
しかしテクニカル分析で優位性を発揮するのは難しく、
偶然の連勝はあっても、長期にわたり勝ち続けるのは困難です。
デイトレード
投資期間は数分〜数時間。
当日中に売買を完結させます。
スイングトレード
投資期間は数日〜数週間。
【対象企業】
おおよその目安としては、
時価総額200億円以下の小型株です。
時価総額の大きい企業は多くの人から見られ、
アナリストなど金融の専門家たちが高度な分析をしています。
流動性の問題から機関投資家は、小型株を投資対象にすることは少ないはずです。
『配当株・優待株・割安株・成長株』のような分け方をするならば
成長株を対象とします。
【買いタイミング】
分割買いが絶対です。
情報は一気に全てが集まる訳ではないし、
日々情報のアップデートが必要です。
なので集めた情報が、
未来の予測の確信度を高めてくれる度に買い増していきます。
理想は平均購入単価を上昇させながら、
買い増しすることです。
順調に上昇するなら最初に全額投資することが最も高いリターンになりますが、
未来の株価は予想できません。
銘柄に集中する分、時間の分散を効かせます。
しかし確信度100%になってからでは、すでに
大きく株価も上昇している可能性も高いため
段階的にポジションを大きくすることが大切です。
【売りタイミング】
売りのタイミングは基本的には3つの場合にします。
①目標時価総額に到達
⇒将来像、目標とするような同業他社、
市場規模・市場シェアによる成長の限界から
目標時価総額定めた場合は到達したら売却します。
②情報から導いた予想の崩壊
⇒分析した内容が過大評価だと気付いたり、
決算内容が想定外に悪かった場合は売却します。
③粉飾決算、重大事故など
⇒その企業を信じて投資したが
経営陣が嘘をつき騙された場合、迷うことなく撤退します。
『買い』よりも『売り』のほうが難易度が高いものですから、
売却する基準を事前に決めておきます。
人によっては最大のリスク(損してもいい限度額)で、
損切りすることも必要です。
まとめ
投資家は優位性のある投資をしなくては
長期的に勝ち続けることは困難です。
そのため、サラリーマン投資家は
【未来の業績を予測するためにファンダメンタルズ分析】
をすることが最適解の1つとなります。
【やること】圧倒的なファンダメンタルズ分析
【何のため】未来の業績を予測
【どうする】予測した業績がコンセンサスを上回る企業に投資する
【どうなる】長期的にみると、株価は業績と連動する
短期的な株価は変動要因は沢山あります。
需給、材料、信用残、思惑などのミクロ
金利、為替、景気などのマクロ
ときには50%の下落もあります。
しかし、長期で見ればノイズに過ぎません。
だからこそ、将来の業績だけにこだわって導いた、
最高の銘柄を長期保有すればいいのです。
自分自身で考え抜いた根拠がないと、
少しの利益で満足したり、
50%の下落で動揺し売却して長期保有はできません。
その道程は長く険しいです。
簡単に入手可能な情報は多くの人が知っているから価値が低いのです。
他者との優位性は簡単ではありません。
圧倒的ファンダメンタルズ分析で
最高の銘柄に投資しても
それでオシマイではありません。
日々の株価、出来高
IR情報、各四半期決算
常に最新情報にアップデートしなくてはなりません。
努力した分だけが他の物との差になる。これが優位性。
- リスクは0にはできない
- 想定外は起こるものと想定しておく
- 予測を修正することを前提としておく
- 期待通りの成果が得られるとは限らない
- 運の要素も大きい
誰もが正確に未来の予測はできないことも理解しておきます。
会社経営も日々リスクと向き合っています。
失敗も当然あります。
失敗したら、もう一度チャレンジします!
失敗は成功の基です!!!